Yoshinori Arai Photography
Asia
訪れた国:タイ、カンボジア、ラオス、中国、インド、ネパール
こっちを見てくれたらいいなぁと 思っていたら、こっちを見てくれた。 言葉は交わしてないが、 この一瞬、何かを話した気がした。
世界中の旅人が集うカオサンストリート。 長年の夢だった世界への旅がここから始まった。 これから始まる旅、これからの自分にワクワクした。
祈る行為と心の問題について 考えてみた。 神聖な行為は神聖な心を生む。 ここの人に接してみて、そんな気がした。
一泊三ドルの川べりにあるバンガロー。 産まれたばかりの赤ちゃんがいた。 メコン川の優しい風を受け、 揺りかごの中で眠るその姿は とても気持ち良さそうで、 なんだか満たされたような気持ちになった。
おもちゃの奪い合い。
お兄ちゃんたちが おもちゃを取られて泣いていた子供におもちゃを返してあげた。 今度は、おもちゃを取られた方が泣く。
おんぶする心を大切にしたい。
「写真を撮らせてください」 と声をかけた。 おじさんは無言で頷き、 立ち上がりポーズを決めた。 あるがまま。
ラオス人と居ると安心するというか、 なんか大丈夫だと感じる。
ラオス北部の田舎の村。 スイカの荷下ろししていた。 近所に住むセクシーなおばあちゃん登場。 逢った瞬間に好きになってしまった。 ラオス人の笑顔や優しさに触れると、 「人」について、 「幸せ」について、考えてしまう。
中国に来たことを実感する。 バス停に「旅途愉快」と書かれていた。 なんか、よく分かる。 英語は驚くほど通じない。 「トイレットペパー」と、言っても もちろん通じない。 次に「便紙」と、書く。 すぐに出てきた。
バスが通る道ばたのそこら中でみんなが商売していて大渋滞。 そんなバスの中から雑踏にカメラを向ける。 一人の少女と目が合う。 あまりの瞳の美しさに連続でシャッター を切ると、驚いてこのあと少女は泣き出してしまった。
市場の一画にある煙草屋さん。 これで吸うと大量の煙が入り、 クラクラして、気持ちよくなる。 大人三人が同じポーズしているのが 面白く可愛かった。
道ばたに立っていたおじさんに 道を聞いた。 一生懸命説明してくれるが、 よく分からない。 その一生懸命さが好きになったので、 「写真を撮らせてください」 とお願いした。 「えっ?俺を?」 と言った表情を見せるがOKしてくれた。
二年ぶりのインド。 インド好きの友人が 「インドに着いた瞬間から細胞のひとつひとつが喜んでいる」 と言っていた。 分かる、その気持ち。 早速、朝の街の様子を撮りに宿を出た。 道で人が堂々と寝てた。 インドに帰ってきた。
街を歩いていたらゾウに逢った。 インドでは他に、街を歩いていたら 牛、猿、豚、ラクダに逢った。 予想していないことが起きる国、 不思議なことが起こる国、インド。
コルカタの街を散歩中。 こっちを見ちゃ駄目と思いつつ、見てしまうインド人が大好きだ。
インドの首都デリー安宿街パハールガンジ。
サリーを纏った女性達が砂利を運んでいる様子。
マンドゥのお祭り。 濃いインド人が集まっていた。
羊飼い
出逢った瞬間に この人を必ず撮らないと後悔すると思った。
キリガンガーという温泉地へ向かうトレッキング中に立ち寄った小さな村。
大きなハンマーを頭に乗っけて、 真顔で歩く女性を初めて見た。